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名 称 |
ヤツボシシロカミキリ | ||
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学 名 |
Olenecamptus octopustulatus (Motschulsky) | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目カミキリムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
南越前町(旧今庄町):湯尾(679),南越前町(旧南条町):杣山(604) | ||
選定理由 |
希少種、分布限界種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
分布地が局限されていて木曽開田高原と対馬であったが,鳥取県大山での未確認情報もあった.寄主植物はこれまでズミの記録があるが,福井県ではブナ帯下部のナナカマド伐採木から羽化した.また,やや古い時期の標本も確認されていて,これはすくい取りで採集された個体である.県内では分布が定着していると考えられるが,高海抜地での記録は少ない. | ||
保護の現状 と留意点 |
バラ科のズミがこれまで注目されていたが,ナナカマドでも寄生が確認された.ブナ帯下部の広葉樹林の保存が重要と考える. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |