| |||
| |||
名 称 |
ベーツヒラタカミキリ | ||
---|---|---|---|
学 名 |
Eurypoda batesi Gahan | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目カミキリムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
名田庄村:小倉(1102),大飯町:冠者島(1096),三国町:雄島(734),小浜市:下根来(1037),西津(1045) | ||
選定理由 |
生態学的に貴重なもの | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
茨城県,埼玉県,千葉県,神奈川県以南(ヤブツバキ帯)には個体数は少ないが生息していると考えられる.京都府や福井県内でも,これらスダジイ林の残存林で得られている.低地のシイ類,シラカシ,ムクノキ,タブノキの枯死部を利用し,夜間にこの付近で活動していて,灯火にも飛来する. | ||
保護の現状 と留意点 |
低地におけるシイノキ林等は,神社や寺院の社叢林に依存しているから,これらの林を温存できるような対策が必要になる.この甲虫が生息できる木は,相当の樹齢を経ていると考えられ,台風や積雪により樹木自身の個体維持が困難になることも考えられる. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |