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名 称 |
サドコメツキモドキ | ||
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学 名 |
Languriomorpha yamamotoi (Miwa et Ch^uj^o) | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
コウチュウ目コメツキモドキ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
あわら市(旧金津町):刈安山(394) | ||
選定理由 |
希少種、分布限界種 | ||
区 分 |
A(全国レベルで重要、または県レベルで特に重要なもの) | ||
解 説 |
サドコメツキドキは,体長7 〜8 o,普通種のルイスコメツキモドキによく似るが,前胸背板の地色が本種は橙褐色である.佐渡で採集された1 個体によって記載され,本県の刈安山で分布が確認されたのが原記載以降初めての記録となった.分布南限である. | ||
保護の現状 と留意点 |
きわめてまれな種であり,生息環境などはわかっていない.しかし,落葉広葉樹が広がる刈安山の中腹で採集されており,その環境が,分布上貴重な本種の生息を支えていることは明白である.自然林伐採などによる環境の改変が,本種の地域個体群の存続に,大きな打撃を与える事になるため,その保全が必要である. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |