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名 称 |
モンシロミズギワカメムシ | ||
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学 名 |
Chartoscirta elegantula (Fall´en) | ||
分 類 1 |
昆虫類 | ||
分 類 2 |
カメムシ目ミズギワカメムシ科 | ||
位 置 (2kmメッシュ番号) |
勝山市:池ヶ原(183) | ||
選定理由 |
希少種 | ||
区 分 |
B(県レベルで重要なもの) | ||
解 説 |
体長3 〜4mm ,光沢の強い黒色と白と淡黄色の斑紋がある小形の奇麗な水生カメムシである.本州,九州に分布する.湿地の雑草間で発見されるが,個体数は少ない.県内では,今回の調査で初めて勝山市池ヶ原から2 頭が採集された.ヨシ,ガマなどの茂る池のほとりの雑草間で採集されたものである. | ||
保護の現状 と留意点 |
今回の調査では精力的に湿地を採集調査したが,池ヶ原でしか採集されなかった.六呂師周辺には池ヶ原に似た環境が多く点在しているので,今後その周辺地域から採集される可能性は高い.しかし,水生昆虫全般に言えることではあるが,生息環境の減少,環境の悪化により個体数,分布域の減少が懸念される.今後の精密な分布調査と早急な湿地環境の保全が必要であると考えられる. | ||
(C) 福井県自然保護課 出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行) |