| Rhyabdophis tigrinus tigrinus |
| 本州、四国、九州、大隅半島、朝鮮、沿海州、中国東南部 |
| 県内の山地や山麓の水田や畑に普通に見られる蛇であり、第2回の調 |
| 査で一番多く目撃が確認できた種である。一般的には背面が褐色の地色 |
| に黒班と赤班が入り交じり(通称 アズキヘビ)、頸には黄色い帯があり、 |
| 若い個体では、この模様がはっきりしている。老成すると全体に褐色にな |
| る。しかし、色彩変異が多く、黒化型もあり、県の嶺北の水田では黒褐色 |
| から緑褐色をしているのが多く、土ころと呼ばれマムシと同様恐れられて |
| いる。また一例であるが1996年8月に上中町の北川の川原、三宅橋右 |
| 岸では銀色の 地に黒班があるヤマカガシを確認している。 全長60〜12 |
| 0cm稀に140cmの個体も見つかる。頸の周囲の鱗の下に数対の頸せん |
| があり、皮膚が破られて時、毒が出る。また、深く咬みつかれた場合には |
| 、奥歯に沿って毒が注入され死亡した例も数は少ないがあるので気をつ |
|