| 表題 |
渡り鳥保全調査報告1999年度 −鳥獣保護区の鳥類相X− |
|---|---|
| 著者名 |
福井県自然保護センター |
| 掲載巻 |
Ciconia Vol.9 |
| 発表年 |
2000 |
| 分類 |
鳥類 |
| 要約 | 1999年度の夏期と冬期に，福井県内の計19カ所の鳥獣保護区で鳥類相とその繁殖状況を調査した．のベ36日の調査で計15目35科117種の鳥類が記録され，計8目20科26種の鳥類で繁殖が確認された．これらのうち，環境庁指定の「日本の絶滅のおそれのある野生生物」の絶滅危惧IB類のオジロワシが菅湖鳥獣保護区で，同類のクマタカが南六呂師鳥獣保護区で，絶滅危惧U類の，オオワシが三方水月鳥獣保護区で記録された．今後，これらの貴重種の保全も含め，鳥獣保護区や休猟区設定の目的を達成するために調査・管理ができるような体制を作ることが必要であろう． |