Ciconia (福井県自然保護センター研究報告) データベース

[先頭ページ] [前のページ] [次のページ]


表 題 1998年福井県大野市で捕獲されたカワネズミ
著者名 三原学・大迫義人
掲載巻 Ciconia Vol.8
発表年 1999
分 類 哺乳類
要 約  カワネズミ Chimarrogale himalayika は,河川などの水中で小動物を捕食する大型のトガリネズミの仲間であり,日本では,本州,四国,九州の山間の渓流付近に生息している(阿部1994).日中にも活動するが人目の付きにくい場所に生息するため,または他のジネズミ類やネズミ類と誤認されているために,観察・記録される機会が少ない.福井県でも,東谷(1966),田代・梶浦(1981)による記録があるものの,ほとんど情報のない種である(福井県自然環境保全調査研究会鳥獣部会1998).そこで,1998年に,魚類の捕獲のための刺し網によって本種が捕獲されたので報告する.

Copyright (C) 福井県自然保護センター
出典「Ciconia(福井県自然保護センター研究報告)」(福井県自然保護センター発行)