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●種の特性
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殻高35mm ,殻径6.5mm ,巻数11 回の陸産貝類.黄褐色の殻は,弱いが光沢のある紡錘形.殻表に線条がある.
主襞は長く,上腔襞より下腔襞は短い. 軟体部は淡褐色で卵生.
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●生息状況
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関東山岳から白山山系の山岳地に生息.
県内では和泉村,大野市の山岳地帯で局所的に分布するが,その生息産地の個体数も激減している.
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●存続を脅かす要因
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森林整備や林道整備等のため,落葉広葉樹林が伐採され,生息地が改変され乾燥化したことが主な要因である.
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●参考文献
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福井県.1989 .福井県の両生類・爬虫類・陸産貝類目録.163pp .福井県.
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