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●種の特性
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殻高約６mm ，殻径約９mm ，巻数約５ 回の光沢のある暗黄褐色の陸産貝類．殻の外縁が鋭くとがって，横断面は凸レンズ状に見えるのが特徴．軟体部の背面はうすく赤味のあるアメ色．側面と足部は白色．
海抜約800 〜1,000m 前後の山地帯のブナ林の倒木下等に生息するが，詳しい生態や生活史等多くの点で不明．
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●生息状況
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他県では岐阜県藤橋村，板取村で確認記録があるが，県内では大野市の荒島岳，和泉村鷲鞍岳や平家岳，今庄町夜叉が池周辺でも生息が確認されているが希少種である．
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●存続を脅かす要因
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林道等の整備やスギ，ヒノキの植林による広葉樹の伐採，マニアの採集圧などが主な要因である．残り少なくなったブナ林の伐採は本種の存続を脅かす．
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●参考文献
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福井県．1999 ．福井県のすぐれた自然 動物編．452pp ．福井県．
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