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●種の特性
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殻長が80mm ，殻高20mm の殻高に対する殻長の比が非常に大きく，淡水貝中最も細長い黒褐色の笹葉形二枚貝．殻頂は著しく前に偏り，前縁は丸く後縁は尖り腹縁は，多少上昇する．
ササノハガイの地方型．ヒガイの産卵母貝となる．
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●生息状況
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日本，シベリア，中国に分布．県内では福井市自然史博物館に 江市吉江，三方湖，久々子湖の標本が残されている．1985 時頃は 江市浅水川，福井市六条川，一乗川で確認されたが，1998 年時頃には県内どこにも生息が確認できなかった．
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●存続を脅かす要因
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河川改修，湖沼の護岸工事等による底質の変化，生活廃水の流入等による水質悪化が主な減少要因である．
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●参考文献
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窪田彦左衛門．1962 ．福井市立郷土博物館所蔵 貝類標本目録．242pp ．福井市立郷土博物館．
紀平 肇・松田征也．1990 ．琵琶湖・淀川の淡水貝類．134pp ．たたら書房．
福井県自然環境保全調査研究会陸水生物部会．1998 ．福井県の陸水生物．203pp ．福井県．
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