-
●種の特性
-
体長6mm 前後の舟形をしたミズスマシで,体色は光沢のある黒褐色で鞘翅には点刻を有する.流水性の種で川岸の流れのよどみや,ときには河川敷きの水溜まりにも見られる.
-
●生息状況
-
県内では過去に東藤島村からの古い記録があるほか,九頭竜川の中流域からの記録がある.九頭竜川の中流域には広く分布するようであるが,これ以外の河川からの記録はない.
-
●存続を脅かす要因
-
九頭竜川での生息環境は良好で,当面絶滅の危険性はない.しかし,今後治水事業などによる生息環境の悪化に留意が必要である.
-
●参考文献
-
福井県.1999 .福井県のすぐれた自然 動物編.452pp .福井県.
|