福井県レッドデータブック データベース

[先頭ページ] [前のページ] [次のページ]                          [写真を表示]
昆虫類
 

 コカスリウスバカゲロウ

 

 アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科

 Distoleon contubernalis (Maclachlan)

 福井県カテゴリー  県域準絶滅危惧
 環境省カテゴリー  ―
 
 
 
  
 ●種の特性
前翅長33 〜35mm ほどの中型のウスバカゲロウで,はね全体にカスリ状の黒色小斑を有する.河川や海岸の砂地特有の種で,幼虫は徘徊型の生活をしており,ほかの昆虫類などを捕食する.成虫は7 月から10 月まで見られる.
 ●生息状況
本州,四国,南西諸島に分布する.県内では三国町山岸の九頭竜川河川敷からの記録しかない.記録の少なさは調査不足によるものであろう.
 ●存続を脅かす要因
海岸沿いの砂地や河川敷の砂地の改変が脅威となる.
 ●参考文献
福井県.1999 .福井県のすぐれた自然 動物編.452pp .福井県.
伊藤修四郎ほか.1990 .原色昆虫図鑑(下).385pp .保育社.

Copyright(C)2002 福井県自然保護課