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●種の特性
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ホトケドジョウに類似するが，それより小さく体長４〜５cm で，体形が細長い．周りが森林に囲まれ，川幅３〜５m 位の山地渓流のれき下に潜む．
餌は底生の小動物と思われるが，産卵期等を含めた生態についてまだ不明な点が多い．
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●生息状況
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太平洋側では，和歌山県から岡山県までの瀬戸内海斜面，徳島県及び静岡県西部に分布し，日本海側では兵庫県と京都府，福井県に分布する．
本県では小浜以西の河川（北川，南川，佐分利川）でごく少数確認されているに過ぎない．
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●存続を脅かす要因
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ダム，砂防堰堤，護岸工事，山間部の道路の敷設などで本種の生息環境が悪化し，個体数が極度に減少したものと思われる．
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●参考文献
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細谷和海．1993 ．ドジョウ科．中坊徹次編．日本産魚類検索．全種の同定：232- 235 ．
加藤文男．2000 ．福井県産ホトケドジョウ属魚類顛２ 種とチチブ属魚類２ 種，ウキゴリ属魚類３ 種の形態と分布．福井市自然史博物館研究報告(47)：33- 45 ．
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