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●種の特性
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森林性で,足は細いが強く足指が長い.木の幹に縦にとまり,餌の昆虫等を探しながららせん状に上がり,隣の木の根元に飛び移って再びらせん状に上がることを繰り返す.色彩が地味でかつ小さいので,あまり目立たない.
秋冬にはカラ類と群れ行動をしていることが多い.
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●生息状況
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日本には,留鳥として分布する.
本県では稀にしか観察されない.主に,亜高山の針葉樹林に生息するが,時に平地近くの山でも見られる.
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●存続を脅かす要因
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生息域の森林の伐採が挙げられる.
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●参考文献
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福井県.1998 .福井の鳥とけものたち.150pp .福井県.
高野伸二.1989 .フィールドガイド日本の野鳥.266pp .日本野鳥の会,東京. 日本鳥類保護連盟.1988 .鳥630 図鑑.268pp .日本鳥類保護連盟,東京.
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