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●種の特性
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大木の多い広葉樹林内の河川や湖沼に生息し，好んでドングリ類の実を食べる．植物質が中心だが，水生昆虫なども食べる．
主として繁殖は山地の水辺に近い天然の樹洞で営巣することが多い．冬は森林に囲まれた湖沼，ダム湖，渓流などに群れて生息する．
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●生息状況
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東アジアから日本にかけて分布し，繁殖する．
本県でも繁殖が確認されているが，秋から冬にかけて個体数が増加することから，冬鳥として渡来するものも多いと推定される．九頭竜湖， 江市河和田町一帯，敦賀市猪ヶ池，三方五湖の菅湖などで観察される．
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●存続を脅かす要因
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主要な採食場所である湖沼，河川，湿田の改修または植林により，餌となるミズナラ，コナラなどのドングリのなる樹木や，営巣場所となる樹洞のある大木が伐採された結果，繁殖可能な環境の減少が考えられる．
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●参考文献
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福井県．1998 ．福井の鳥とけものたち．77pp ．福井県．
福井県．1999 ．福井県のすぐれた自然 動物編．41pp ．福井県．
日本鳥類保護連盟．1988 ．鳥630 図鑑．80pp ．日本鳥類保護連盟，東京．
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