| Gyraulus chinensis spirillus | ヒラマキガイ科 |
| 殻径4〜8mmの扁平なド−ナツ型円盤形で、広い臍孔を持つ。薄質半透明で光 |
| 沢のある黄褐色、県内では海岸部の湖沼から、平野部、山麓の水田や排水路、休 |
| 耕田の溜まり水に生息する。 Gyraulus hiemantium Westerlund、1883 |
| は異名。第2回の調査では第1回ほど 生息が確認できなかった。しかし、過去に、 |
| 1982年9月今立郡今立町山室の農業用排水路で異常発生しているこの種を発見し |
| た。タモ網でひとすくいすると500個体ほど採集できる程であった。しかし、翌年5月 |
| に観察した時には1個体も採集できなかった経験がある。また、第2回調査の1997 |
| 年7月5日に丹生郡朝日町杖立地区で、今は利用されていない山水を利用した縦9 |
| 0cm×横120cm×深さ20cmの枯れた竹笹の葉の堆積したコンクリ−ト池で異常発 |
| 生しているのを確認している。総数2500個体程。環境条件変化を継続観察している。 |
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