| 日本の固有種で、本州、九州、四国に分布する。平野部あるいは丘陵地等に見ら |
| れる。体色体形等がアマガエルに似ているので混同される。アマガエルは鼻から鼓 |
| 膜にかけて、黒い縦条があるが、本種にはそれがない。また、後肢の斑紋もない。 |
| 四肢の吸盤はアマガエルより若干大きめである。モリアオガエルの幼時とは似てい |
| るが、吸盤の発達が悪く、後肢も短い。繁殖期には、水田の畦の中などに穴を掘り |
| 、この中に黄白色の卵塊をつくる。畦の塗り変え時などで発見されることが多かった |
| という。体長は雄で3〜4cm、雌で4〜6cmと小型である。 |
|