| 日本固有の亜種である。平地や丘陵地に多く生息する。水田の周辺や湿地の草 |
| むらに特に多く見られる。体長は雄が4〜5cm、雌が5〜7cmほどで、後肢はヤマア |
| カガエルに比し、長く、強いジャンプ力を持つ。体色は、変化が多いが、赤褐色ある |
| いは暗褐色が多い。肩胸部には逆V字型の斑紋がある。鼓膜周辺の黒班は菱形を |
| なす。なお、不定形の小紋が体側に散布する。背側線は直線状で、鼓膜の後方で |
| もほとんど曲がらない。さらに、背側線が基色よりも淡色になっている点にも注目し |
| たい。産卵はどのカエルよりも早く、2〜3月ごろの雪解けに水田に出て行われ、親 |
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