○ 走行台数計の測定原理

 自動車排出ガス測定局においては、自動車排出ガスに係る大気汚染物質の測定に併せて、 発生源の状況を把握するため自動車走行台数を測定しています。
 自動車走行台数を自動的に連続測定する自動測定機としては、超音波方式、ループコイル式、空気圧方式等がありますが、 福井県の自動車排出ガス測定局における測定値は超音波方式によるものです。

超音波方式
 超音波方式は、超音波送受波器から投射される超音波が車両の通過により反射され、その反射波を本体で受信検出して車両を感知する方式です。
 超音波とは、人間の可聴範囲以上(約16kHz )の音波をいいます。 超音波は、硬い物(金属、木材、コンクリート、ガラス、ゴム、紙など)に対してほぼ 100%反射するため、 これらの物体の有無を十分に検知することができます。 超音波は、車両の通過時には車両で反射し、非通過時には路面で反射するため、 超音波を放射してから受波器で感知されるまでの距離が、車両の通過により車高の倍の距離だけ短くなります。 これにより、超音波を放射してから受波器で感知されるまでの時間が変化するため、この変化を感知して積算、記録します。
空気圧方式
 空気圧方式は、ゴムホースを道路上に仮設し、その上を車両が通過することによりゴムホース内の空気圧が変化するため、この変化を感知して積算、記録する方式です。
 ゴムホースは恒久的に設置することはできないため、超音波方式と比較して簡易な計測方法です。 また、車両重量や車両速度により空気圧の変化に差があるため、超音波方式と比較して、精度も落ちます。


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