環境ふくい推進協議会の情報紙

みんなのかんきょう

第40号 平成16年10月発行

表紙写真「アキアカネ」 撮影/松村俊幸

【主な内容】

/// ふるさとの環境自慢 ///

大野市 「木本のお薬師さん」

/// 特 集 ///

食品廃棄物を減らす取組み

〜食べ残しを減らす社会作り推進運動〜

/// 私達の活動紹介 ///

表紙写真
「アキアカネ」
撮影/松村俊幸
ふるさとの環境自慢特集私達の活動紹介読者の窓イベント情報など

ふるさとの環境自慢

「木本(このもと)のお薬師さん」大野市

福井市内から大野街道と呼ばれる国道158号線を東に向かう。美山町を越え、トンネルを抜けると目の前に大野盆地が広がる。正面には大野城。"大野に着いた!"という実感が沸いてくる瞬間だ。そのまま158号線に沿って走り、篠座東交差点を右に折れて、大野・松ヶ谷線の緩やかな坂を上っていくと、扇状地・木本に入る。

薬師堂
薬師堂

そのまま車を走らせると、右手に「薬師堂入り口」と書かれた石柱が見えてくる。そこを目印に曲がり細い田んぼ道を進んでいくと、また山に向かって案内がある。車を下りて山に入っていくと薬師堂に着く。その奥には水飲み場がある。「薬師名水」と呼ばれる湧き水である。薬師堂とこの名水にはこんな伝説がある。

「今から約一千年昔、人皇二七代継体天皇が諸国を行幸中に紫雲たなびく光が見えた。驚いて輿を寄せたところ霊香が四方に薫っていた。天皇は、ここは正に仏縁の土地であろうと考え、御堂を建立し如来の尊像を彫って「木本薬師」として安置した。すると、一夜のうちに霊泉が湧き出た。」


堂内の絵馬と着物 薬師名水
堂内の絵馬と着物 薬師名水

薬師堂は"諸願成就の絵馬堂"ともいわれ、昔から奉納されてきた絵馬や着物などが数多く残っており、今も堂主・高橋勝氏(木本在住)によって供養されている。

また、名水は子宝を授け、眼病を治し、難病を回復させる不思議な霊水といわれている。


ちょうど水が湧き出るところに石像が置いてあり、見守られるかのように静かに水が流れている。水量は豊かではないが、昔から変わらぬ水の流れと紅葉した木々に囲まれていると、気持ちが癒されるようだ。

木本からは大野市街が一望でき、夜にはライトアップされた大野城もよく見える。のどかな景色をぜひ見にきてください。


地図
地図

木本は、昔から峠越えによる交通の要害地であったため、奥越の統治の際に重要視されてきた。江戸時代には福井藩あるいはその関係者によって直接治められ、今もなお、御殿町(ごでんちょう)、馬場(ばんば)などの地名の名残がある。


●ふるさとの環境自慢募集中!

みなさんの故郷自慢で一ページをかざりませんか。五百字程度の原稿に地図・写真を添付して応募してください。場所の紹介だけでも結構です。

採用された方には記念品をお送りします。

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特集

食品廃棄物を減らす取組み

〜食べ残しを減らす社会づくり推進運動〜

はじめに

あたりまえを始めよう

近年の食におけるライフスタイルの変化には、著しいものがあります。「量から質」へと転換していく中で、世界各国のさまざまな食事スタイルやメニュー、食材を取り入れるようになりました。そして、それらの食べ物をいつでもどこでも簡単に手に入れたいという傾向は強く、このことはファミリーレストランをはじめとした外食市場や弁当、惣菜などの中食市場の着実な成長、また加工食品やレトルト食品などの充実ぶりなどにも顕著に表れています。

一方で、これらの食材には、捨てられてしまうものも少なくありません。家庭の生ごみの中には、買い過ぎや作り過ぎで食べきれなかったものや、賞味期限が切れてしまい捨てられていく食品があります。また、結婚披露宴や宴会の席でも手付かずの料理が数多く見受けられますし、コンビニエンスストア、ファーストフード店、スーパーなどでも品質管理を重視するために、鮮度の落ちたものは廃棄せざるを得ません。

我が国では、食料の約四割を輸入しながらも、食べられずに捨てられてしまう食べ物が少なくないことを認識しなければなりません。

食品廃棄物発生の現状

では、ここで食べられずに捨てられていく食品はどのくらいあるのか、各省庁から発表された統計等で食品廃棄物発生の現状を見てみましょう。なお、国全体と地域別の状況比較をするため、主に平成十二〜十三年度の統計データに基づいて進めていきたいと思います。

(1)国民一人一日あたりの食料エネルギー
国民1人1日あたりの食料エネルギーの変化

農林水産省が発表している食料供給量は、国民一人一日にどれだけの食料が供給されているかを熱量ベースで示しています。また、厚生労働省の食料摂取量には、国民一人が一日にどれだけ食べたのかが示されています。

平成十二年度の値では二、六四二.一キロカロリーが供給されているにもかかわらず、実際に摂取された量は一、九四八キロカロリー、その差六九四.一キロカロリーが供給過剰ということになります。計算上、二六.三%は食べずに捨てたことになります。

 
(2)食品廃棄物の発生および処理状況
食品廃棄物の発生および処理状況(平成13年度)

環境省からは、食品廃棄物の発生および処理状況に関するデータが示されています。

食品廃棄物は、食品製造業から発生する産業廃棄物と、一般家庭や飲食店業等から発生する一般廃棄物に区分されます。平成十三年度では、前者が四一一万t、後者が一、七七八万t(うち一般家庭から発生するもの一、二五〇万t)、合わせて二、一八九万tが排出されています。

食品製造業からまとまって発生する食品廃棄物(産業廃棄物)は、収集が容易なことおよびその成分が一定していることから比較的再生利用がしやすく、約六十%が再生利用されています。しかし、飲食店等から発生する食品廃棄物(事業系一般廃棄物)は、十九%の再生利用に留まっています。また、家庭から発生する食品廃棄物(家庭系一般廃棄物)は、多数の場所から少量ずつ排出され、かつ、成分も複雑であることから、一%が再生利用されているにすぎません。

 
(3)消費段階における食品ロス率

食事の際にどのくらい食べ残しが出ているのか、農林水産省が実施した平成十二年度食品ロス統計調査には消費段階における食品ロス率(食品使用量における食品の廃棄・食べ残しの占める割合)が発表されています。これによると、外食産業の食品ロス率(五.一%)は、家庭(七.七%)に比べると低くなっていることがわかります。しかし、外食産業についてさらに詳しくみていくと、結婚披露宴の二三.九%(北陸は二二.一%)、宴会の一五.七%(北陸は一五.八%)など、食品ロス率の非常に高くなっています。これは、食べる人とオーダーする人が異なることや、お酒を飲む人は、料理をあまり食べないことなどが原因になっていると考えられます。

消費段階における食品ロス率(%)

食品廃棄物を減らすための三つのR

ごみを減らすためには、まず、身近な暮らしの中から取り組んでいくことが大切です。このため、ごみを減らすための三つのR Reduce(リデュース・減量化)、 Reuse(リユース・再使用)、 Recycle(リサイクル・再生利用)が進められています。

これを食のライフスタイルにもあてはめていくと次のようになります。

食品廃棄物を減らすための三つのR
@ Reduce(リデュース・減量化)

…食べ物を無駄に買い込まない、また作り過ぎてしまった料理をおすそ分けしたりフリージングしたりする、など

A Reuse(リユース・再使用)

…食べきれなかったものを別のメニューにアレンジ(エコクッキング)するなど

B Recycle(リサイクル・再生利用)

…コンポスト容器や電気式生ごみ処理機で堆肥化するなど

これらの三つのRを実行することで家庭の生ごみを減らすことができ、それがこれからの循環社会へ向けての第一歩となっていきます。

 

生ごみを減らすための具体的な取組み

(1)家庭・地域・事業者等の取り組み

池田町では平成十四年から食Uターン事業を進めています。この事業では、家庭の生ごみを「資源」と位置付け、牛糞ともみがらを混ぜ堆肥によみがえらせています。「生ごみ資源」の回収はボランティアが行い、生産された堆肥や液肥、またこれを用いて生産された農産物を商品化しています。

鯖江市の河和田地区などでは、NPOを中心に地域をあげて堆肥化に取り組んでいます。活動は、生ごみ減量だけにとどまらず環境全般に広がっています。

これら以外にも、生ごみやせん定枝の堆肥化に取り組む企業や生ごみの減量化に関心の高い住民による情報発信も盛んに行われています。

また、種々の集まりや冠婚葬祭の席の料理について地域で取り決めをするなど、身近なところでも食べ残しが出ないように工夫されています。

(2)学校給食での取組み

教育の一環としての学校給食は、各教育委員会において年間指導計画や目標が定められています。月に一回開かれる献立会議の際には、安全性や栄養価、適正な量の検討に加え、食べ残しが出ない工夫についても話し合いがもたれています。これらの集団給食は、提供される量が摂取必要量となっており、すべて食べることが基本となっています。

また、学校側でもランチルームを設置したり、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま提供するなど、食事内容だけでなく、雰囲気づくりや提供の方法などにも工夫がこらされています。

(3)県の取組み(食べ残しを減らす社会づくり推進事業)

県では、これまで電気式生ごみ処理機などを使って堆肥化を進める世帯に対し、購入費の一部を補助してきました。これにより、福井県下全世帯の一割にあたる二四、六〇六台が普及し、世帯単位での生ごみ減量化・リサイクルに役立てられています。

さらに、平成十六年度は、食品廃棄物の発生自体を抑制していこうという観点から「食べ残しを減らす社会づくり推進運動」に取り組んでいます。

この事業では、家庭や学校給食などでどのような工夫で食べ残しを減らしているのかを調査・紹介するとともに、農林水産省の統計で特に食品ロスの多かった結婚披露宴や宴会などについても業界と県民の意識調査を行っています。その調査の一部を紹介します。

かつて結婚披露宴では、お客様をもてなすために十分な量を提供し、出席者は料理を持ち帰ることが一般的でした。しかし、O157事件以来、料理の持ち帰りをお断りすることが一般的になりました。結婚式場でも「量」から「質」を重視するとともにメニューの一部を披露宴の出席時に選択してもらったり、色々な年代の方が食べやすいよう、和洋折衷料理を提供するなど、様々な取組みをしています。

しかし、現実問題として、お客の立場からは言いにくいこと、事業者の立場からは聞きにくいことなども多々あり、食べ残しはなかなか減りません。今回の事業では、これらの実態を調査し、お知らせしてまいります。

お互いの気くばりで食べ残しを減らしていけるようご協力とご理解をお願いいたします。

食べ残しを減らす社会づくり推進事業
(4)法律の整備

最後に、食品関連事業者等に対する法整備として食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律、いわゆる食品リサイクル法についてご紹介します。

この法律では、食品循環資源の再生利用等の促進の基本的方向が定められており、食品関連事業者の食品循環資源の再生利用等の実施率を平成十八年度までに二十%に向上させる、という目標が定められています。

基本方針に基づき、全国の食品関連事業者等による食品廃棄物等の再利用への様々な取組みが始められています。

おわりに

ごみ処理事業費の推移

一般廃棄物の環境省ごみ処理事業費は、平成十三年度で国民一人当たりに換算すると二万五百円になっており、十二年度より千八百円増加しています。

これまで紹介してきた食品廃棄物を減らす取組みはこうしたごみ処理に使用される税金の節約みも効果があります。

ひとつの食べ物が作られるまでには、生産、加工、流通、小売、飲食サービスなどすべての段階で、多くの費用とたくさんの手間がかけられています。こうした食べ物を大切にするのは、昔からあたりまえのことだったはずです。食の「あたりまえ」について、食べ残しの減量化を通じもう一度考えてみていただきたいと思います。

 

(福井県福祉環境部 廃棄物対策課 リサイクル推進室)

   
【参考文献】
あたりまえを始めよう

「ごみ問題とライフスタイル」      高月 紘 氏

「循環型社会白書平成十六年版」     環境省

「平成十二年度食品ロス統計調査報告」  農林水産省

「九八年版 くらしの豆知識」      国民生活センター

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私達の活動紹介

株式会社鯖江村田製作所

企業は社会を豊かにし、より良い環境を作り出す存在でなければなりません。そして、環境や社会への配慮なくして企業の発展、繁栄はありません。

株式会社鯖江村田製作所は、環境に関する法令および条例を遵守することはもとより、廃棄物による環境影響をゼロに近づけるために、ゼロエミッション(埋立ゼロ=リサイクル率100%)をめざし、再利用・再資源化を推進してきました。発生した廃棄物の徹底した分別細分化のほか、廃棄物業者と協力してリサイクル方法の改善や処理ルートの開拓も進めてきました。その結果、鯖江村田製作所は2003年8月末にゼロエミッションを達成しました。


村田製作所グループでは、環境経営における第3次環境行動計画を定め、2004年度からの新たな活動をスタートしています。主な活動のポイントはつぎの通りです。

@ 環境マネジメントシステムの充実

A 環境に配慮した製品の供給

B 環境に配慮した事業活動

C 環境コミニュケ−ション・地域社会活動への積極的な貢献

今後も廃棄物の排出を抑え再利用・再資源化を推進することにより循環型社会の構築をめざしていきます。

(株式会社鯖江村田製作所EMS事務局)


安賀里地域を住みよくする会

上中町の中央を流れる安賀里川は、昭和46年に河川改修工事が開始され、同54年に完成しました。改修以前は度々、堤防の決壊などの被害を受けてきました。住宅地を通っているため、農家はもとより沿線の家々は増水のたびに不安な状況に置かれていました。昔からの度重なる水害を目の当たりにしているだけに、念願の改修工事を終え、立派に生まれ変わった安賀里川に感謝の気持ちから、保全の気運が自然と高まりました。

完成後、7年ほど経つと川底や斜面に葦などが生えてきました。当初は安賀里区の自主グループが草刈りを始め、昭和62年からは区全体で取り組むようになりました。以来、毎年6月上旬と7月下旬に、2班に分かれて午後から草刈りとゴミ拾いを実施してきました。川の内側は風通しも悪く、想像以上に暑くて作業がはかどらないため、2年前から午前中に切り替えました。沿岸土地の所有者(管理者)の方には、この作業時期に合わせて、堤防の上と外側の草刈りに協力していただいています。こうした長年の活動が認められ、環境庁(現 環境省)等から表彰の栄を受けています。


全長約1500mのうち、景観の良い200mに桜を植え、今では花見ができるようになりました。その桜の花が美しい春には「日枝神社例祭」があり、安賀里地域はとても賑わいます。

改修前の安賀里川に水害があったことを知らない若い人達に、この奉仕作業を通じて自然環境保全の継続・維持の大切さを伝えていくことも私達の努めと思っています。


(安賀里地域を住みよくする会  代表 橋本 隆)

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読者の窓

球の温暖化を考えようと言われてもピンときませんが、特集「地球の健康診断書」として具体的に書かれていると真剣に読み,考えざるをえませんでした。

(武生市 自営業 男性)

集「地球の健康診断書」を読んで大気中の二酸化炭素濃度が2000年以降急激に上昇していることを知り、驚くとともに大変な危機感を感じています。今、私達がすべきことを考えさせられました。

(敦賀市 会社員 女性)

「私達の活動紹介」での活動はすばらしいですね。私は犬の散歩がてらゴミを拾っています。

(鯖江市 会社員 女性)

年の夏は暑かったですね。「エコ」を思いつつ頑張っています。今年の夏、学んだことは打ち水が気温上昇に少しは歯止をかけられること。

(福井市 主婦 女性)

めて環境問題、特に地球温暖化について考えさせられました。私は土にかえるプラスチック製品の開発等に取り組んでいます。自分にできる環境問題への取り組みを精一杯やっていきたいと思います。

(鯖江市 自営業 男性)

のたびの豪雨による被害には本当にびっくりしています。これも地球温暖化の影響かと思うと恐いことです。

(鯖江市 主婦 女性)

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次世代を担う子どもたちが、環境の大切さを訴えました!

日本まんなか共和国「子ども環境会議2004」
(福井・岐阜・三重・滋賀四県連携事業)
が福井県で開催されました

七月二九日(木)〜三〇日(金)、大野市・勝山市において「子ども環境会議2004」が開催されました。日本列島のまんなかに位置する福井・岐阜・三重・滋賀四県の子どもたちが、環境への関心や活動意欲を高めることを目的に、身近な環境の取組みについて調べたり、自分たちにできることを意見交換しました。福井県からは、福井市立木田小、和泉村立朝日小、三方町立気山小の子どもたちが参加しました。

テーマ 「まちなかでエコ発見!」〜くらしの中での環境の取組み〜

【一日目】

御清水(大野市)でのわき水体験

県立奥越高原青少年自然の家での開会式では、朝日小の子どもたちが、日頃の活動を織り交ぜながら、元気に子ども環境会議の抱負を述べてくれました。

開会式後、6つの班に別れ、バスで大野市街地へ「まちなかでエコ発見!」に出掛けました。ここでは、地域を活用した環境学習として、イトヨの里、酒屋さん、文房具屋さんなどで、環境の取組みや地下水のことなどを教えてもらったり、実際に湧き水に触れるなどの体験をしました。

夕食後には、班ごとに、見てきたこと感じたことを模造紙にまとめました。


【二日目】

本会議での発表

子ども環境会議「本会議」に向けた発表の準備と、一人ひとりがこれからの環境への取組みなどを「環境宣言」にまとめました。その後、恐竜博物館に移動し、化石発掘体験や迫力満点の恐竜骨格や動く映像などを見学しました。

午後は「本会議」。前日の活動を通して発見したこと、環境にとって大切なことなどを班ごとに発表しました。また、全員が「環境宣言」を元気に発表しました。そして、すばらしい発表について、元小学校長の平井先生や環境カウンセラーの崎田先生から講評をいただきました。

最後に、福井豪雨で被害にあった木田小のみなさんに、参加者全員で元気笛(イタドリの茎で作ったブーブー笛)を吹いてエールを送りました。

多くの友達ができたことや、環境の大切さ、自分たちにできることなどを一生懸命に考えられたことは、夏休みのよい思い出になったことと思います。


県民社会貢献活動表彰

受賞おめでとうございます!

去る九月二日、福井県国際交流会館(福井市)において、「平成十六年度ボランティア・NPOの集い」が開催されました。そして、日頃から美化活動を通じて社会に貢献しておられる、次の方々が選ばれました。

【福井県県民社会貢献活動功労者知事表彰】

津郷 勇さん(武生市)

【福井県県民社会貢献活動知事奨励賞‐環境の保全を図る活動の分野‐】

山田 健次郎さん(福井市)

吉川 正信さん(福井市)

窪田 利秋さん(春江町)

協友会(大野市)

北潟湖岸を美しくする会(あわら市)

2004環境活動リーダー育成講座

これから環境保全活動や環境教育に関わっていきたいという意欲のある方を対象に、公民館や学校等で具体的な活動を展開していくために必要な知識と技術を身につけていただくための講座を開催します。

環境保全活動や環境教育に関心があり、何かをはじめたいと考えている方、活動しているけれどもっとスキルアップしたいと考えている方は、ふるってご参加ください。

第1回 11月20日(土) 会場:福井文書館

『環境教育プログラムの活用方法を学ぶ』

講師:神谷佐緒里さん 木曽三川公園 環境教育専門員(岐阜県)

第2回 11月27日(土) 会場:福井文書館

『インタープリテーション〜環境の大切さを伝えよう〜』

講師:古瀬 浩史さん 自然教育研究センター 主任研究員(東京都)

第3回 12月4日(土) 会場:福井文書館

『思いをカタチに〜グループ活動の企画とワークショップ〜』

講師:坂本  均さん GNOM自然環境教育事務所 代表

■申込締切 11月15日(月)

■定 員  30名

■受講料  2,000円(3回分)

■申込方法 住所、氏名、電話番号、メールアドレスおよび生年月日を記載して、郵送、FAXまたはE-mailでお申し込みください。

■申込・問合せ先

環境ふくい推進協議会事務局(福井県福祉環境部環境政策課内)

TEL 0776-20-0301

FAX 0776-20-0634

E-mail kankyou@ain.pref.fukui.jp

ふくい低公害車フェア2004 開催!

地球環境にやさしい低公害車である燃料電池自動車・電気自動車・天然ガス自動車などの展示をします。試乗もできるので、みなさん気軽に来て・見て・体験してください♪

開催日:10月16日(土)〜17日(日) 10:00〜16:00

場 所:ショッピングシティーベル 駐車場、周辺道路

環境ふくい推進協議会 会員募集!!

●環境ふくい推進協議会では、随時会員を募集しています。環境問題に関心のある方、本紙『みんなのかんきょう』を毎号読みたい方、当協議会主催行事等の情報を知りたい方は、ぜひご入会ください。お待ちしております!

《年会費》個人会員:500円

企業会員:10,000円(1口以上何口でも可)

団体会員:無料

《申込み・問合せ先》

環境ふくい推進協議会事務局(福井県環境政策課内)

TEL 0776−20−0301

天気の良い休日には、家族で公園に出かけています。以前なら使い捨てのパックにお弁当を詰めて、割り箸、紙コップ…。最近は弁当箱にマイ箸などを使うように気をつけるようになりました。自分でできる、ゴミを減らす工夫を見つけていきたいですね。

(ぬ)


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