環境ふくい推進協議会の情報紙

みんなのかんきょう


第32号 平成14年10月発行
【主な内容】
/// ふるさと環境自慢 ///
     今立町  「花筐公園」
/// 特 集 ///
     ごみ問題を考える4
/// 「環境の翼」に参加して ///
     「ドイツ・スイスの環境先進国に学ぶ」
表紙写真/秋のドウダンツツジ
撮影/蓑輪 美智子

ふるさとの環境自慢
       今立町    「花筐公園」

 福井県のほぼ中央に位置する今立町の粟田部花筐(あわたべかきょう)公園は、継体天皇ゆかりの「薄墨桜(うすずみざくら)」と謡曲「花筐(はながたみ)」の里として有名です。春は桜、秋には紅葉の名所としても知られ、町内外の人々に親しまれています
 継体天皇が御即位になられる前、この地にお住まいになられ、その時の男大迹皇子(おおとのおおじ)の名にあやかり「男大迹部(おおとべ)の里」と呼ぶようになりましたが、養老2年(718年)に泰澄大師がこの里にお越しになった折、皇子の名と同音の地名では恐れ多いと言うので、現在の「粟田部」と名付けられたと言われています。
 三里山の山頂近くにある老桜の「薄墨桜」は樹齢600年、木の廻り4メートル50センチ余り、高さ9メートル余りで、今も昔も粟田部のシンボルとして町民に愛されています。
 桜を愛玩された皇子が、皇子の即位の際に形見として残された桜を世人は、「筐(かたみ)の花」と言い伝え、後の俗風に染まるのを恐れ、人跡まれな現在の地に移し植えて、天皇の遺跡としてあがめる様になったと伝えられています。
 謡曲「花筐」は、そんな皇子と照日の前(てるひのまえ)とのラブストーリーが題材になっています。皇子は天皇になるために都に上られる際、竹で編んだ花かごを愛すべき照日の前に手渡されました。都に上られた後も、皇子のことを忘れられずにいた照日の前は、その花かごを持って皇子を追って都へ行きました。ある日、その花かごを持って花摘みをしていた照日の前を、たまたま通りがかった天皇が見つけられ、無事再会を果たされたと伝えられています。
岡太神社
 毎年2月11日の建国記念日に執り行われる岡太神社の神事のひとつ「御莱祀(おらいし)」は、天皇に即位された時のお祝いの行列を模したものであり、また、10月12日に行われている「堂の餅」は、「迹王の餅」が本意であり、継体天皇が大和国の磐余玉穂宮(いわれたまほのみや)に遷都された日を祝って餅を献上する神事として今も受け継がれています。
 その他、花筐公園周辺には、皇子が産湯をつかわれたといわれる皇子ヶ池や、その昔、泰澄大師が修行されたところとして伝えられている岩清水、第五世俳道宗匠、法幸寿仙の辞世の俳句塚であるしぐれづか時雨塚、そして福井羽二重の元祖として福井羽二重の国外輸出を始めた功績を称えて建てられた坪田孫助翁碑など、由緒ある旧跡が数多く残されています。
 この由緒ある薄墨桜が、いつまでも咲きほこる環境を守っていきたいものです。


♪ふるさとの環境自慢募集中!!♪
 皆さんの故郷自慢で1ページを飾りませんか。
1,000字程度の原稿に地図・写真を添付して応募して
ください。場所の紹介だけでも結構です。
 採用された方には記念品をお送りします。

ごみ減量化・リサイクル日本一推進県民大会2002
特集
  ごみ問題を考える4 〜ごみ減量化・リサイクル〜


◆ごみはながーいお付き合い

 みなさん、学校で「貝塚」について習いませんでしたか。
 「貝塚」とは、大昔の人たちのごみ捨て場の遺跡のことです。県内では、三方町の鳥浜貝塚が有名で、縄文時代の遺跡です。
 貝塚からは、大昔の人たちが捨てた多くの貝殻や、土器その他生活用品がたくさん発見されています。私たちは、貝塚から大昔のご先祖様の生活様式を垣間見ることができるのと同時に、大昔から私たち人間の生活は、ごみと切っても切れないながーいお付き合いであることを知ることができます。
 今回は、私たちの生活にとって、決して別れることができない「ごみ」をテーマに、その現状、問題点そして私達1人1人ができることについて、考えていきましょう。


◆そもそもごみってなんだろう

 「ごみ」と聞くと、正直、みなさんはあまり良いイメージを持たないかも知れません。でもそもそも「ごみ」とはどういうものなのでしょう。
 辞書で「ごみ」という言葉をひいてみると「ちり。あくた。ほこり。土・砂・紙切れや台所くずなどの汚いもの」となっています。とはいうものの、現実に私たちが出しているごみは、多種多様なものです。
 高度成長期以降、日本は極めてものが豊かになり、私たちの周辺にはものがあふれ、多くのものが「ごみ」として、次から次に捨てられるようになりました。他の人たちから見て、まだまだ活用できると思われるものでも、その所有者が「不要なもの」と判断すれば、それはもう「ごみ」となるのです。
 廃棄物の定義は、「占有者自ら利用し、または他人に有償で売却することができなくなった物をいい、これらに該当するか否かは、その物の性状、排出の状況、通常の取引形態、取引価値の有無および占有者の意思等を総合的に勘案して判断」するものとされています。廃棄物を「自分は売るつもりだから廃棄物ではない」というように、不適正に処理されるおそれがないように、右記のように総合判断説をとることとされているのです。


◆混ぜればごみ・分ければ資源

 皆さんは「混ぜればごみ・分ければ資源」という言葉をご存知ですか?
 例えば、私たちの生活に欠かせなくなった携帯電話。実は金、銀、銅などいろいろな資源が使われている「宝の山」なのです。携帯電話1tに含まれる金の量は280gで、国内の良質な金鉱石1tからとれる金の量は60g程度ですから、約4倍以上あることになります。携帯電話には、他にも色々な資源が使われていますから、きちんと分ければ金鉱石以上の「宝の山」といえます。 
 使われなくなった携帯電話は、約40%弱がユーザーから回収されているといわれていますが、約30%は自治体で廃棄物として処分され、残りは家に残されているそうです。
 このようにごみたちは、私たちがきちんと分別排出することで、新しい資源として生まれ変わることができる反面、混ぜてしまえば、廃棄物として焼却されたり、埋立されたりしてしまうのです。

リサイクル(再商品化)のプロセス


◆福井県のランキング全国7位

 「あるもの」の福井県のランキングは、全国7位と8位です。何のランキングでしょう。良いものでしょうか?悪いものでしょうか?
 このランキングは、自慢して良いランキングです。
 平成12年度の県民1日1人当たりのごみ排出量は975gで、全国平均(1,114g:平成11年度)を大きく下回り全国7位(平成11年度)でした。
 福井県のごみ排出量は、平成4年度以降、概ね930g前後で推移していましたが、平成10年度以降増加に転じています。平成12度の大幅増は、家電リサイクル法施行に伴う駆け込み排出の影響と考えられます。
 リサイクル率は、集団回収で集められた古紙等と市町村により回収されたごみを合算したもののうち、リサイクルにまわされた割合を示すものです。県内のリサイクル率は増加傾向にあり、平成12年度で16.8%になっています。リサイクル率も全国平均(13.1%:平成11年度)を上回り全国8位(平成11年度)でした。

ごみ排出量と県民一人当たりの排出量の推移 リサイクル率の推移


◆みんなで目指そう ごみ減量化・リサイクル日本一

 全国的にごみ排出量が少なく、リサイクル率が高い福井県では、平成11年度に「福井県ごみ減量化・リサイクル日本一推進計画」、平成13年度には「福井県廃棄物処理計画」を策定し、ごみ減量化・リサイクルの日本一を目指しています。
 日本一への目標として、平成17年度には、1人1日あたり排出量930g(平成12年度比45g減)、リサイクル率26.8%(平成12年度比10%増)に、平成22年度には、1人1日あたり排出量を「なくそうごみ」にちなんで、753g(平成12年度比222g減)、リサイクル率を「みんなで1番」にちなんで、31%(平成12年度比14.2%増)にすることを目指しています。
 ごみの発生抑制、排出抑制の意識啓発、集団回収・ステーション回収の徹底、分別収集量の増大、生ごみのたい肥化等による活用などの手段により、ごみ減量化・リサイクル日本一実現を目指しています。
 しかし、日本一は、県や市町村が何かをすれば実現できるものではありません。県民の皆さん1人1人が「ごみ」について考え、ごみ減量化・リサイクル活動を積み重ねることが不可欠なのです。

「福井県産業廃棄物処理計画」の目標値
一般廃棄物 平成12年度 平成17年度 平成22年度
1日1日当たり排出量 975g 930g(998g) 753g(998g)
リサイクル率 16.8% 26.8%(19.0%) 31.0%(23.5%)
最終処分場 49千t 35千t(38千t) 24千t(29千t)
( )内は将来の予測値


ごみスリムくん
◆3R運動

 私たちができる「ごみ減量化・リサイクル活動」はなんでしょうか。それは「3R」の実践です。
 3Rとは、
Reduce(リデュース・減らすこと)
 ・ごみになるものを「買わない・使わない・もらわない・出さない」ことで、ごみを減らしていくことです。
Reuse(リユース・また使うこと)
 ・ごみにする前に「また使う(使ってもらう)」ことです。
Recycle(リサイクル・再生利用すること)
 ・ごみを分別して排出し、資源として活用し、新しい製品に生まれ変わらせることです。
 これらの3R活動は、私たちが生活の中でちょっとした心がけ一つでできる簡単な活動です。


◆私たちができる3R運動

 Reduce(リデュース)の実現のため、マイバッグ運動に取り組む方法があります。マイバッグ運動とは、買い物のとき、買い物袋を持参し、レジ袋や紙袋などをもらわない運動のことです。
 日本国民1人1年あたりのレジ袋使用量は、260枚と言われています。これを単純に福井県の人口82万7千人をかけると、実に2億1千万枚になります。レジ袋は、1枚あたり約8gありますから、これをかけると年間約1,700t、福井県で排出されていることになります。このレジ袋も私たちが、マイバッグ運動に取り組むことで、限りなく排出量0tにしていくことができるのです。
 福井県では、今年、「ふくいマイバッグキャンペーン2002」を実施したところ、数多くの県民の皆さんに、マイバッグ宣言をしていただきました。
 Reuse(リユース)の実現には、自分が要らなくなった服や本を、ほしい人にあげたり、また自分がもらったりすることでできることです。いらなくなった本などを古本屋さんに持ち込むなど、簡単に燃えるごみとして出さない、ちょっとした頑張りでできることなのです。
 Recycle(リサイクル)の実現には何ができるでしょう。いらなくなった服を、違う洋服にリフォームすることでリサイクルすることができます。「ぼくはそんな器用なことできないよ!」とおっしゃるあなたにもできることはたくさんあります。
 何も難しいことはありません。皆さんがお住まいの町の「ごみ排出ルール」をきちんと守って、分別排出するだけで、Recycleに貢献することは可能なのです。
 私たちがジュースなどの空き瓶を捨てるときには、無色(透明)の瓶、茶色の瓶、その他の色の瓶に分けて捨てています。これは、無色の瓶に色がついた瓶を混ぜてリサイクルすると、無色の瓶が作れなくなってしまうからです。
 空き缶、空きペットボトル、空きトレイなどの容器を捨てるときに「きちんと洗ってから捨ててください。」といわれるのはなぜでしょうか?
 空き缶・ペットボトルを新しい商品にリサイクルするときにジュースが残っていると、例えばスチール缶を鉄にリサイクルするときにジュースの成分が混ざってしまい、品質の良い製品にリサイクルできなくなってしまうからです。
 空き容器を捨てるときには、きちんと洗って、分別して捨てることを心がけたいものです。


◆おわりに

 今回は、私たちの生活に身近なごみの話題にふれてみました。「ごみ減量化・リサイクル日本一」を達成するには、私たち1人1人が、1日に約200g減らさなくてはいけない計算です。
 「1日・200g」といわれると難しいと感じるかもしれません。しかし、例えば、ビールを飲むとき瓶ビールを飲めば、その瓶はリユースされ、空き缶を減らすことができます。マイバッグ運動を実践することで、レジ袋のごみを減らすことができますし、ご飯を全部食べることで、生ごみを減らすことができます。
 ごみを減らすことは何も難しいことではないのです。私たちのちょっとした心がけでできることなのです。皆さん1人1人のごみ減量化の積み重ねで、「ごみ減量化・リサイクル日本一」を目指していきましょう。

(福井県福祉環境部
  廃棄物対策課リサイクル推進室)

ドイツ・スイスの環境先進国に学ぶ」
  〜福井市民視察団  「環境の翼」に参加して

   庭本 邦治
   (福井市環境パートナーシップ会議委員)

フライブルグ市の大聖堂前朝市
フライブルグ市内の分別回収ごみ箱
フライブルグ市内ヤコビ幼稚園
 7月13日から21日にかけて、総勢45名の福井市「環境の翼」視察団一員として、ドイツ・スイスの環境先進都市を視察研修しました。参加者は「21世紀わがまち夢プラン地区委員会」の役員など、各地域リーダーや、消費者・市民運動、建築家といった方など、福井市の環境実践家が多く、現地で研修視察を通じ、福井市の将来を共に考える仲間づくりの機会を得たことを誇りに感じます。今後もこうした地域連帯の輪を育みつつ、環境保全活動に取り組んでいきたいと思います。
 環境先進国ドイツ・スイスでは、四都市(フランクフルト、ハイデルベルグ、フライブルグ、チューリッヒ)を訪問。行政、一般家庭、幼稚園、店舗など様々な現場を目の当たりにし、環境対策実践に大いに刺激を受けました。
 次の4つの点が特に印象深く、今後の地域環境保全活動に役立てたいテーマとなりました。。


1 環境を重視した脱「車」社会のまちづくり

 温暖化ガス排出の少ない低床型路面電車や自転車の利用率が高く、車をできるだけ使わない「歩いて楽しいまち」づくりを見事に実現していました。フライブルグ市の中心街「大聖堂前広場」も以前は車の駐車場でしたが、朝市広場に再活用することで来店客も増加し、安全で居心地の良い歩行者優先の広場になり魅力的なまちの中心になっていました。


2 ゴミを増やさない市民生活

 市民には酸性雨で森林が枯れる事態などから大量に廃棄されるゴミ問題への危機感が強くあります。ゴミを多く出す人が多くの費用を負担する社会のしくみ(ゴミの有料化)を背景に、ゴミを出さない、再利用する、リサイクルするといった知恵と行動が市民生活や事業者に定着していました。スーパーマーケットでも包装ゴミの少ない商品を多く陳列提供する一方で、通りでも分別回収と環境美化に協力する住民の意識の高さを感じました。


3 省エネ型住宅の開発と利用促進

 必要で無駄のない照明の工夫、太陽熱発電設備の活用で温暖化ガス削減と電気代の節約、雨水をトイレにまで利用、断熱効果の高い住宅仕様など、自然エネルギーを活用した効率的で資源を大事にできる省エネ型住宅団地が研究開発され、公共住宅等に率先して導入されていました。又、一般住民にも各種助成措置を含めて省エネ住宅の利用が推奨されていました。


4 幼稚園から高校までの環境教育

 学校や家庭で環境教育というと何やら難しそうにも思えますが、地球環境を守ることの大切さについて、遊びや演劇、省エネ節約分返還方式など、色々な工夫と体験を通じて次世代を担う子供たちに効果的に実施されていました。ヤコビ幼稚園では園内で出るゴミを集めて子供達にどうしたらよいか話合ってもらったり、近くの森を散策することで限られた自然資源の大切さを学んでいました。


 こうした現場研修を踏まえて、自分たちの家庭、職場、地域で出来る事を1つ1つ積上げ、温暖化防止と持続可能な社会を子孫に残す我々県民ひとりひとりの使命を改めて痛感しました。

読者の窓

カラーでわかりやすいです。子どもの学校でもビオトープを作っています。自然を守っていく活動をいろいろ紹介してください。     (福井市 パート主婦 女)

「ふるさとの環境自慢」がおもしろかったです。来年の春、取立山にぜひ行ってみたいと思います。       (福井市 会社員 男)

「身近な水辺の生き物を考える」の中で、現在、田や小川、溜め池が人の手によって変わり、生き物が減少または絶滅に追いこまれている様子にはびっくりしました。そして、今の子どもたちが大人になったとき、水辺の生き物や、夜ホタルを見に行ったことなどの原体験を持った人がどれだけいるだろうかという記事にも心引かれました。       (武生市 主婦 女)

水田と生き物の関係がわかりました。      (鯖江市 高校生 男)

初めて読みました。身近な環境をわかりやすく書いてあり良かったです。私が子どもの頃には、メダカ、カエル、フナ、ザリガニなど時間を忘れ捕まえたものです。今の子はそういう経験が少ないからキレやすいのかな…。だとすると大人の責任でもありますね。      (福井市 会社員 女)

年4回よりもう少し出してほしい。せめて年6回に…。      (武生市 無職 男)

親子環境教室を開催しました
春江会場

 去る7月27日(土)、春江町の福井県児童科学館において、また、28日(日)には敦賀市児童文化センターにおいて、「親子環境教室」を開催しました。
 今年は、子どもたちに紙資源の大切さやリサイクルの必要性、再生紙の積極的な利用などについて考えてもらおうと「割りばしから紙を作ろう!」をテーマに開催し、合計29組(68名)の親子が参加しました。
 参加した親子は、はじめに紙のリサイクルに関する話を聴いたり、紙が製紙工場でリサイクルされる様子をビデオで見た後、実際に割りばしからの紙づくりに挑戦しました。
 あらかじめ重曹で柔らかく煮ておいた割りばしを、金づちで叩いて細かい繊維にし、さらにミキサーで綿のようになるまでほぐしました。このようにしてできた繊維を、ペットボトルで作った思い思いの型に少しずつ流し込む作業に親子が協力して取り組み、オリジナルのカードを完成させました。
 夏休みの自由研究にと、ひとつひとつの作業を丁寧に写真に撮るお父さんや、ビデオの内容をメモに取る子どもたちなど、熱心な様子が伝わってきました。
 参加者の中からは、「木から紙ができる体験は娘を大きく変えました。紙資源の大切さについて、親がもったいないと口をすっぱくして言っても伝わらなかったのが、すっと彼女の心にとどいたようです。」といった嬉しい感想もいただきました。
 ご家庭や地域で「割りばしから紙作り」に挑戦してみよう!という方がいらっしゃいましたら、簡単なプログラムがございますので、事務局まで御連絡くださいね

平成15年
「環境カレンダー」
予約受付開始!
 環境ふくい推進協議会では、今年度も「平成15年環境カレンダー」(見開きA3版 月めくり)を作成し、会員の皆様にお送りする予定です。
 もう1部ほしいなと思う会員の方、企業の従業員、同僚やお友達など御希望の方の予約を受付いたします!

発行時期   12月中旬頃
料   金   1部300円程度(予定)
申込み方法  電話またはFAX(送付先住所、氏名、電話番号、希望部数を記入してください。)でお申込みください。
支払方法   カレンダーは発行次第、郵送にてお届けします。
         到着後、同封の振込用紙にてお近くの福井銀行本・支店窓口で振り込んでください。
申込み先   環境ふくい推進協議会事務局
          (福井県福祉環境部環境政策課内)
          TEL 0776−20−0301
          FAX 0776−20−0634
   ※数に限りがございますので、なくなり次第締め切ります。

   注!会員の方には、1部無料でお届けします!

ごみになるものは断ろう!キャンペーン

あなたはどっち?「エコロッチ」「エゴロッチ」
『環境にやさしい買物キャンペーン2002』
平成14年10月1日(火)〜10月31日(木)

 福井県をはじめ27の都府県では、環境にやさしい消費行動を通じて消費者の環境配慮行動を促進するため、「環境にやさしい買物キャンペーン」を実施しています。
 キャンペーンに参加する店舗には、右のようなポスターが掲示されています。参加店舗は、「環境配慮型商品の購入」「簡易包装への協力」「はかり売り商品の購入」「買い物袋の持参」などを、それぞれ独自の方法で消費者へ積極的に呼びかけます。
 消費者の皆さんは、環境に配慮したライフスタイルを実践するため、キャンペーン参加店を利用するようにしましょう!
 参加店舗名は福井県ホームページ「インターふくい」で紹介しています。ぜひ一度御覧になってみてください。
 「インターふくい」 http://www.pref.fukui.jp/

福井県・グリーン購入ふくいネット・環境ふくい推進協議会、
福井県ごみ減量化・リサイクル日本一総合推進会議

企業研修会を開催します!
「企業における地球温暖化対策」

 循環型社会形成推進のための「リサイクル諸法の体系」や、省エネルギーの推進を図る「ESCO(Energy Service Company)事業」、地球温暖化防止のための「環境自主行動計画」について、事業者としてどう対応していくかなど具体的な事例を含めて、企業が環境対策に取り組むうえで参考となるように、下記のとおり企業研修会を開催します。

                 記

日  時  平成14年11月12日(火) 14:00〜16:30
場  所  福井商工会議所ビル 地下1階 コンベンションホール
テ ー マ   「企業における地球温暖化対策」
内  容  14:00 開会
       14:05〜14:45 「循環型社会形成推進のための 法体系」
       福井県廃棄物対策課リサイクル推進室 総括主任 穴吹憲男 氏

       14:50〜16:00 「ESCO事業の概要と導入事例」
       株式会社ガスアンドパワー ESCO事業部長 紫藤悦雄 氏

       16:05〜16:30 「地球温暖化防止のための
                 環境自主行動計画について」
       福井県環境政策課環境指導審査室 主任 吉川昌範 氏
定  員  100名
申込み先  環境ふくい推進協議会事務局
       (福井県福祉環境部環境政策課内)
       TEL 0776−20−0301

主催 環境ふくい推進協議会 共催 福井県

「私たちの活動紹介」投稿募集!
「私たちの活動紹介」に応募してみませんか?
500字程度の原稿に、写真を添付してください。採用された方には、記念品をお送りいたします。
 詳しくは、環境ふくい推進協議会事務局までお問い合わせください。(0776-20-0301)

環境ふくい推進協議会に入会しませんか
 環境ふくい推進協議会では、随時会員を募集しています。環境問題に関心のある方、本紙「みんなのかんきょう」を毎号読みたい方、当協議会主催行事等の情報を知りたい方は、ぜひ御入会ください。お待ちしております!
《年会費》個人会員:500円
     企業会員:10,000円(1口以上何口でも可)
     団体会員:無料
《申込み・問合せ先》
環境ふくい推進協議会事務局(福井県環境政策課内)
TEL 0776−20−0301

編集
後記
 先日、コンビニへ行った時のこと。小学1年生の息子がレジの店員さんに「袋いりません!」ときっぱりと断ったのでびっくり!「誰に教えてもらったの?」と聞くと、「だって、いつもお母さん言ってるが。」とのこと。
 良いチャンスなので、レジ袋を断る理由を簡単に教えました。
 ちょっと嬉しい出来事でした。(M)

ERC.PREF.FUKUI.JP