近年、地球環境やエネルギー問題をめぐる関心が一般の県民の間にも高まり、環境学習や環境保全活動の取組みを地域全体に広げていくためのリーダーとなる人材が必要とされています。
このため、地域の活動リーダーとして率先して取り組む意欲のある方を対象に、地域のコーディネーターとして具体的な活動を展開するために必要な知識と技術を身につけていただくため、講座を昨年度より開催しています。
今年度は、体験を通して学び理解することを主眼に、県内の保全活動団体との実践体験と交流を行い、参加者各自の団体等での活動に活かしていただきます。
環境ふくい推進協議会
基礎講座と応用講座の2講座(各3回)
【基礎講座】講義、演習
【応用講座】演習、ワークショップ形式
【基礎講座】30名 県内在住で18歳以上の人
【応用講座】20名 地域や団体等で活動した経験のある方、基礎講座修了生
原則として全3回出席できる方。希望する回のみの受講も可能ですが、3回まとめて受講できる方を優先して受け付けます。
(応用講座については、第1回〜3回のうち2回を選択+第4回で計3回とします。)
【基礎講座】2,000円
【応用講座】2,000円、今年度の基礎講座修了生は1,000円
(希望する回のみ受講される方は、各回800円。)
郵送、FAX、E−mailちらし(申込用紙付き)(PDF:約507KB)
(郵便番号、住所、電話番号、氏名、年齢、E−mailアドレス、希望講座を記載)
両講座とも、3回すべて受講した方に修了証書を授与
協議会会員 募集案内のチラシを配布(約2,000枚)
協議会会員以外 ホームページ、E−mail、マスコミ等を活用
両講座とも、第1回開催日の5日前まで
(希望する回のみ受講される場合は、各回開催日の5日前まで)
環境ふくい推進協議会事務局(福井県環境政策課内)
〒910-8580 福井市大手3丁目17―1
TEL 0776−20−0301
FAX 0776−20−0679
E-Mail kankyou@pref.fukui.lg.jp
講 座
回
日時・場所
形式
テーマ
講 師
内 容
基 礎
第1回
【嶺北】
8月30日(水) 19:00〜20:30
福井県民会館
講義
オリエンテーション
GNOM自然環境教育事務所 代表
坂本 均 さん
講座開催の趣旨、目的を共有したり、参加者間のコミュニケーションを図ります。
※応用編の団体活動紹介(スライド)も行います。
【嶺南】
9月1日(金)
19:00〜20:30
三方公民館第2回
9月16日(土) 10:00〜16:00
福井県民会館講義
演習
・地球温暖化と
CSR・環境保全と多
様性ブレーメン・コンサルティング椛纒\(元日本IBM滑ツ境経営室長)
岡本 享二 さん
CSR(企業の社会的責任)を中心に自然保護と企業の関わりを生物多様性という視点から講義と演習を通して学んでいただきます。
第3回
9月23日(土)
10:00〜16:00
六呂師高原池が
原湿原
福井県自然保護
センター
講義
演習
保全活動に先立ってのフィールド観察のポイント
且ゥ然教育研究センター
田畑 伊織さん
池が原湿原においてインタープリテーション(ガイド)の体験をしていただいた後、午後からは「湿原保全のロードマップ(計画書)」づくりを行います。保全活動を実施するに当たり多様な視点があることをマップ作りを通して疑似体験していただきます。
応 用
※環境保全活動団体との実践体験と交流(第1回〜3回のうちの2回を選択していただきます。)
第1回
9月30日(土)
10:00〜16:00
田倉川と赤タン
演習
赤タンの保全活動と交流会
「日野川流域交流会」の構成団体の一つで赤タン(石堤)の保全をメインに活動している「田倉川と暮らしの会」のメンバーとともにフィールドミュージアムの整備と交流を行い、活動のノウハウについて学んでいただきます。
第2回
10月15日(日)
10:00〜16:00
中山カヤ田演習
カヤ田での保全活動と交流会
カヤ田の保全活動をメインに観察会や体験会を実施している「ハスプロジェクト」のメンバーとともに「ヨシの根切り」を体験します。また、団体メンバーとの交流を通じて活動のノウハウについて学んでいただきます
第3回
10月21日(土)
10:00〜16:00
荒島岳中腹演習
荒島岳保全活動と交流会
荒島岳の保全活動を行っている「荒島愛山会」のメンバーとともに「小枝のダム」活動を体験します。また、団体メンバーとの交流を通じて活動のノウハウについて学んでいただきます。
第4回
10月28日(土)
10:00〜15:00
福井県民会館
演習
報告会と交流会
GNOM自然環境教育事務所 代表
坂本 均 さん
応用講座の参加者による報告会と基礎講座参加者を交えた交流会により、講座をふりかえっていただきます。
※環境保全のためにもご来場の際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※公共交通機関ご利用の際は、最寄りの駅からの送迎あり。(基礎 第3回、応用 第1回、第2回、第3回)
※お車でお越しの際は、アイドリングストップにご協力ください。