1 花粉症を引き起こす代表的な原因植物

     スギ・ヒノキ以外の花粉症を引き起こす植物があり、表のように約60種類報告されています。
   その多くが、虫が花粉を運ぶ虫媒花でなく、風によって花粉を運ぶ風媒花のため、知らないうちに
   空中を飛散している花粉を吸って花粉症になってしまいます。
     しかし、春に観測される飛散花粉の多くがスギ・ヒノキ花粉です。そのため、花粉症患者の多くが
   スギ・ヒノキ花粉症です。
 
 北陸・信越
監修:宇佐神 篤(東海花粉症研究所所長)
参考文献:「厚生省花粉症研究班 日本列島空中花粉調査データ集」
 
種類(50音順) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
アカザ科                    
イチョウ科                    
イネ科            
イラクサ科                
カナムグラ
(クワ科)
                   
カバノキ属
(カバノキ科)
                   
ギシギシ
(ギシギシ属)
                   
クマシデ属
(カバノキ科)
                   
コナラ属
(ブナ科)
                 
シイ、クリ
(ブナ科)
             
スイバ
(ギシギシ属)
                 
スギ科
ニレ科                  
ハシバミ属
(カバノキ科)
                 
ハンノキ属
(カバノキ科)
             
ヒノキ科                    
ブタクサ属
(キク科)
                   
ブナ属
(ブナ科)
                   
マツ型                  
ヤナギ属                    
ヨモギ属
(キク科)
                 
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

スギ花粉写真
光学顕微鏡撮影(倍率200倍)
◆スギ花粉の特徴◆
大きさは直径約30〜40μm。パピラという小突起が特徴で見る方向により形が違う。
ヒノキ花粉写真  
光学顕微鏡撮影(倍率200倍)
◆ヒノキ花粉の特徴◆
大きさは直径約28〜45μm。スギ花粉に比べて薄く染色され、透明感がある。
 
※花粉写真は二州健康福祉センター撮影

その他の花粉について知りたい方はを参照してください。

2 花粉が飛びやすい条件

 1)花粉が飛び始める予想時期
     スギ花粉の飛散量は前年の夏の気象条件に大きな影響を受けます。また、花粉が飛び始める
   日までの日数は1月から2月の気温の状況によって変化します。
     1月の気温が高いと花粉は早く飛び始め、寒い冬の場合は遅くなります。冬の気温の状態によ
   って花粉の飛び始める時期は1ヵ月くらい変化すると言われています。日本列島でスギの花粉が
   早く飛び始めるのは九州と東海地方の一部で、福井では例年2月下旬から3月上旬と言われて
   います。
 
 2)どのような時に飛散するか
     花粉は次のような気象条件が揃うと、非常に多く飛散します。
      @晴れて気温が高い(最高気温15度以上)
      A空気が乾燥していて、風がやや強い(湿度60%以下)
 
    雨が降った翌日に1、2の条件が揃うと花粉の量はさらに多くなります。逆に、温度が高い日は
   花粉の飛散は押えられ、雨が降ると飛んでいる花粉も雨によって落とされて、飛散量は少なくなり
   ます。  

    













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